旅する人生のはじめ方

海外旅行、語学留学、世界一周、海外出張、国際恋愛、サーフトリップの楽しみを語ります。

海との出会い

もとはというと水が好きだったのだと思います。
私は子供の頃から近所の川や海に出かけて釣りをしていました。釣り糸を垂らしして水の底や水平の彼方にある未知の世界を想像するが楽しみだったのです。
大学生になると自動車運転免許よりも先に1級小型船舶操縦免許を取得して、大阪にある青木ヨットスクールに通いセーリングクルーザーの操船技術を学びました。
そんな時、SNSで知り合ったお兄さんに連れられて社会人ヨットチームの世界に飛び込み、J24という艇種でヨットレースに没頭していました。大学時代の一番の思い出です。

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とはいえ、自分の人生には明確な指針もなく、しかし学問は好きだったので、そのまま大学院に進学することになりました。そして、経済学を研究していた延長でなんとなく無難と思えた金融業界に就職したのでした。
就職後も職場で知り合った仲間とダイビングに出かけたり、ディンギーヨットに乗ったり、ウィンドサーフィンを学んだり、一応は海のある生活を送っていました。
しかしそんな時、高校時代の旧友たちとなんとなく湘南のサーフィンスクールに参加したことをきっかけに私はサーフィンの虜となりました。
盛り上がる波から板が滑り始め、そこに飛び乗ったときの浮遊感ときたら今まで味わったことのない快感でした。
自分の力だけで波に乗るというシンプルさ、そして、海との不思議な一体感。
それから私はロードスターを購入して毎週のように湘南や千葉でひとりサーフィン練習に没頭したのでした。

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