旅する人生のはじめ方

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南アフリカ・ケープタウンの魅力④(ライフル射撃編)

<実銃を撃つ>

せっかく遠い異国に来ているのだから日本ではできないことをしようと思うわけです。特に南アフリカの危険な街中を歩いていると無意識に防衛本能が高まります。そんな中、宿でGun Funというチラシを見つけました。

それは実弾が撃てるガンショップの案内でした。早速、ホームページで調べてみると男心をくすぐるじゃありませんか。ホームページでは様々な種類の銃の射撃体験がパッケージ紹介されています。主なパッケージはこんな感じです。

①世界で最も多く使われた軍用銃AK47を撃てるパッケージ

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②特殊部隊の標準仕様が撃てるパッケージ

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③映画007でお馴染みの銃が撃てるパッケージImage

④ピンク色の女性向けパッケージ

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どれも予算は1万円程度。私は全部撃ちたい気分でしたがとりあえず007シリーズを選択してWeb予約してみることにしました。予約上は宿まで車でピックアップしてくれることになっています。

そんなわけでしばらく宿で待機していましたが一向に車が来る様子がありません。しびれを切らして電話をしてみると車はこないから直接来て貰うしかないとのこと。どこにミスがあったのかよくわかりませんでしたが、そう遠くもない街の中心地にあるのでガンショップまで歩いて向かうことにしました。

お店に着くと出入口は頑丈な鉄格子に囲われていました。私はその前でタバコを一服。人生初めての射撃に緊張と興奮を感じていました。

そこからの流れを説明するとこんな感じです。

ガンショップに入ると地下の射撃場に誘導してくれます。そこで名前や誓約書などを記入します。

Gallery Item 9

それからインストラクターからちょっとした座学があり、銃の種類や安全上の注意点について数分レクチャーを受けます。英語はある程度わかりますが安全上の注意点は特に注意して聞き取りました。基本的には、撃たないときは安全装置でロックすること、人に銃口を向けないこと、の2点を守れば大丈夫そうでした。

そして、自分の好きなターゲットシートを選べと言われ、渡されたのが悪人、エイリアン、動物の3種類。私はとりあえず悪人を選びました。これは射撃後に記念に持ち帰れるので部屋のポスターにもちょうど良いです。

Gallery Item 1

ターゲットシートがセットされると射撃開始です。インストラクターは隣で構え方や命中度合いを適宜教えてくれます。最初は手始めにハンドガンから。それから、アサルトライフル、ショットガンを撃ちました。銃の反動で吹っ飛ぶイメージがあったので最初は身構えましたが実際に撃ってみるとどの銃も反動はそれほど大きくありませんでした。女性でも問題ないと思います。ただ、長時間打ち続けていると腕が疲れてきて銃口が下がりがちになります。この点はおもちゃのエアガンと全然違うなと思いました。

Gallery Item 5

この貴重な体験を動画にも収めたいと思い、インストラクターにカメラ撮影を頼んだら快く引き受けてくれました。

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こんな調子で20分間ほど打ち続けていました。銃の反動が心地よくちょっと快感を覚えます。よくアメリカ映画で主婦が射撃場でストレス発散するシーンがありますがこの気持ちがわかった気がします。

そんな心地よい高揚感を胸に私の人生初めての実弾射撃は終わりました。銃後のタバコもまた一層美味いと感じるのでした。

これぞ異国でこそ味わえる旅の楽しみです。